彼方此方?

多くの可能性のなかから、「あれか、これか」のひとつを選択し、責任をもって良心的に社会生活を営む生き方をすればするほど、自己の有限性や良心の呵責に絶望し、困難な状況に気づく。

 欲望や本能の奴隷となって自己を見失って快楽にふけるため、他者に危害を加えても自分に都合の良い理屈をたて正当化することで罪悪感を感じず生きるほうが幸せなのか?そこに自由と尊厳はあるのか?