悟りは開けぬども 自分がどこまで知っていて どこまで知らないかをある程度までは 知っていたい。 猛暑にて秋の風鈴揺れ動く １４５－１２９－９３－

覚醒までいかずとも、 自分の依存・中毒・嗜癖につて ある程度自覚できるようになる。 そらはまだ積乱雲や九月前 １６３＋１３７＋１０５－

結句努力しているつもりが、我慢しているだけで、 しんどくなってしまう。それは、健全な人間関係ではないのかも？ いかならん？ 夕暮れや一人眺める赤い雲 １６３＋１２８－９６＋

自分の軸さえ持っていれば、たとえ組織に属していても独楽である。 逆に自分の軸を持っていなければ、一人でも何かに依存している駒である。 通り雨水面に光る秋の水 １４３＋１３５＋９９＋

真面目にやってきて、今のあり様か・・・ ではなく、 真面目にやってきたから、今がある。 夕暮れやさびしきものに秋の音 １４４＋１３２+88－

飢えを克服する幸福はあるのか？ いかならん？ 夕焼けや下向く気持ち持ち上げよ １２２－１０８＋９４－

時を待つ忍耐。 曇天の空かけたるや稲光 133+92-99+

世の中の仕組み、 社会の制度、 組織の規律、 集団の慣習、 などにおいて優劣をつけて 満足しているのは、 恐ろしい・・・ いかならん？ 風集めて空見上げれば天の川 １２３－１４３＋９５＋

自分を卑下して責任逃れをして、 他者の同情を引こうと するのは卑怯だ。 朝露や滴り揺れる稲穂かな １３７＋１３９＋９２＋

不安が大きいから、理想が高くなる。 理想が高くなれば、無理をする。 無理をすれば、自他ともに迷惑をかける。 迷惑をかければ、自他ともに良くない。 良くなければ、不安になる。 理想を緩めて無理をしないこと。 そのためには自分の現状と力量を 認識して…

自他における事実認識こそ大切である。 いかならん？ 朝風やともに流る赤とんぼ １４３＋１２０－１０１＋

続ける。 いかならん？ 夜も更けて見上げる空は天の川 １４２ １３６＋８８＋

自分を認識するものが無くなった時 本来の自分に気づきやすくなる。 いかならん？ 待宵や静けさ残る帰り道 １４２＋１２７＋７７－

褒めすぎるのは良くないとは、どういって理由か？ 調子に乗って現実を見失う。 過信して真実を遠ざける。 何事も事実を認識するすることが肝要である。 八月や中ごろの夜に虫のこえ １２６－１１１＋８２－

何事も逆と裏がある。 いかならん？ 昼過ぎてメロンのかわに残るたね １５５＋１０９＋８２＋

常識？普通？一般的？ どれも抽象的でパッと来ない表現である。 マスメディア、学校、会社などで 模範とされているものが 幸福なのか？ いかならん？ 山の日や入道雲と青い空 １２０－１０４－８０－

商売をやるうえにおいて お客様のことを第一に考えるのは 当然であるが、自分の状態も現実も 考えなくてはいけない。 自分に実力がないのに気持ちだけで 何かをしようとしても迷惑をかける。 それも、お客さまのことを考えることになる。 いかならん？ 昼下…

まずは落ち着こう。 いかならん？ 立秋や稲穂のゆれと鳥のこえ １５８＋１２４＋９２＋

行動すれば気力・体力がつく。 いかならん？ 夕凪や空紅のうろこぐも 124－１２２－８４－

思考停止し安閑と誰かの言ったことを 妄信する。それが人間本来の姿であろう。 いかならん？ 梅雨晴れや汗ふくタオルそばにあり １３０＋１２４＋８９－

伸びる？ いかならん？ 陽の光緑がもゆる打ち水や １１３－９８－９６－

何事も事実確認が必要だ。 いかならん？ 水鉄砲わらべの髪が滝のよう １４９＋１３０＋１０３－

正義にこだわらない。世間の価値基準に順応しない。いかならん？