青空はいいものだ。 いかならん？ 梅雨明けの和泉山脈青空と １６２＋１１１－１１０＋

真面目なのはいけないのか？ いかならん？ 朝の間に草刈り機の音鳴りとおす １４６＋１３０－７３－

素直さとは？ いかならん？

幻想をつくりだした方が楽なのか？ いかならん？ 土の中ツノを出しでたカブトムシ １３２－１３９＋８５＋

変えがたいものは存在する。 そこでどのように最善を尽くすかだ。 いかならん？ 風鈴や曇り空で横を向く １３５－１２６－６５－

まごころが大切。 いかならん？ 道の先湧き出てみえる清水かな １６２＋１３４＋１０１＋

他者に対して興味関心を持てるようになる。 いかならん？ 人知れず夜空に上がる夏花火

根性しかない。 いかならん？ 蝉しぐれ読書に合わむ扇風機 １３３－１０９＋９９－

何をするのも条件を付けていては窮屈だ。 いかならん？ 道のさき風をあつめし夏木立 １２１－９４－１１４＋

内面的な自信が必要だ。 いかならん？ 青空と雲高くなる大暑かな

ものごとの進退の加減がわかるには いかならん？ 昼過ぎにウナギ食べたる土用かな １２９＋１１０－１０２－

こだわるから手に入らない？ いかならん？ 麦茶や冷えて汗かく昼下がり １０７－１２１－１０３－

目に見えてしまえば反応してしまう。 水面に流され浮かぶ竹落ち葉 １５８＋１２３－８５－

理屈で都合の良い解釈をするより 現実でよいことがあった方がいい。 いかならん？ 雨多し土手のわきめに田水沸く １５５＋１２５＋１０６＋

本当に良いこととは自分では わからないところで起こっているのかもしれない。 いかならん？ 長梅雨や山の緑と曇天と １４８ー１１０－８２－

働くことをすれば変わる。 いかならん？ 晴れの間をわらべ喜び水遊び １５４＋１１３－９２－

目の前の課題を見極め集中する。 いかならん？ 風ふきて蚊取り線香煙舞う 153＋119－95＋

何事も中途半端だから薄っぺらい。 いかならん？ 雨のあと霧にむせびる結葉や 140＋125－88－

好きでやっていることはうまくいく、 しかし、そこに他者が入ってくると 迷惑をかけたり、良かれと思ったことが 悪くなる時もある。 いかならん？ 夏氷童楽しむ日曜日 132ｰ137＋90＋

善行とはいかならん？帰り道ふと見上げれば三角形

合理性だけでは分からないこともある。 いかならん？雨がやみ川のだくりゅうまだはやし

挑戦することは、いかならん？ 朝夕に強く弱くと積雨かな 141＋125＋77－

欲にかられ無理をしていれば、逆が起きる。 たとえばいつも真面目にやっているから 少しくらい脱線してもいいだろうといった考えが 生じるときもある。 いかならん？ 荒梅雨や世でおこりたることににる 128ｰ115ｰ88ｰ

七夕の日は雨が多い気がするが、 いかならん？ 雨やみて傘を差さずに花を見る 142ｰ109－100－

麦茶を美味しく飲めることに幸せを 見つけた。いかならん？ 夏の音万緑の山響きあう 148+132+104+

民主政治の欠点は、少数の良識のある人間の意見より 本当に必要なものをわかってない 多数の人間が権力者に騙されるところにあるのではないだろうか？ いかならん？ 水をあつめ稲が伸びつつ朝ぼらけ 138 129+92ｰ

感性は人によってどこまで違うのか？ いかならん？太い雨傘をさせども避けざらぬ

新しいものはうまれるのか？朝の風暑さも霞む曇り空

何かの道でそれなりになろうと思えば、 一日10時間努力が必要みたいだ。 私は、一日10分くらいかな？ 窓開けて積乱雲にご挨拶 138+115+93ｰ

人に喜んでもらえることが良きおこないである。 しかし、お節介の自己満足はいけない。 しっかりと相手のことを知ろうとすることが 良きおこないの根幹ではなかろうか？ 昼過ぎて風がとおりて夏座敷 97+110+100+