経済における公平性?

 限られた資源を公平に分配できればそれにこしたことはない。しかし、現実は全くそうはなっていない。利害関係のみで成り立っているといっても過言ではない。世の中にはキレイごとであふれている。それが、不公平・理不尽・不条理であふれている証拠である。そして、自分にとって悪、嫌悪し侮蔑する者に対しては、どれだけ卑怯で下劣なことをしても、罪を感じず恥とも思わない連中が快楽を手に入れる。

 本来であれば政府が公平性を実現する経済主体となるべきなのであろうが、政治家が利害関係のみで動く俗物だらけなので、実際はそうはならない。企業は、労働力の搾取と環境汚染、技術、利益を上げているので論外である。よって、家計が自主的に自らに与えられ限られた資源でやりくるするしかない。それは、消極的公平性であるが、致し方あるまい。