自分が抱えている欲を知るためには、どうするか?
もっと言えば、欲求不満をどのように処理するか?
そのためには、まず自分が何に対して欲を持っているかを
認識することが大切である。
その方法は、他者に対する「妬み、嫉み、怒り、憎しみ、恨み」を
確認することだ。
これらの感情は自分の欲が満たされなかったときに発生
するものだ。つまりは、自分の欲の根源を理解するのに
役立つ。他者が起因で発生することがほとんどなので
原因は他者にあると思われがちであるが
実際は自分の内にある欲が出てきているだけである。
つまり他者と比べることで優越や劣等を感じることは
自分の欲に振り回されているだけ。
自分の欲をしっかり認識してそらすことが大切だ。
結婚している人が羨ましい・・・結婚したい
金がある人間が羨ましい・・・金が欲しい
人間関係が円満な人が羨ましい・・・人間関係が欲しい
地位名誉が欲しい・・・認められたい
いかにも浅ましく、卑しい内容だが致し方あるまい。
それが本音であるからだ。